2018年8月11日土曜日

2018.8.3 ~ 2018.8.5 種子島 遠征 ロケット堤防

種子島に遠征して来ました。
九州は鹿児島のみ訪れたことが無く、これで九州6県の地を踏むことができました。

目的地は種子島にある通称『ロケット堤防』又は『ロケット灯台』
大阪の名人、◯山さんがGoogle Earthで見付けた沖堤防。
『ここに沖堤がある。何が釣れるかなぁ。モンスターいるかな』ただそれだけ。
で、行っちゃいました。。
2018.8.3 種子島 ロケット堤防




















種子島らしく、灯台がロケットの形をしている堤防です。

種子島へ行く人はいても、遠征で種子島の“ロケット灯台”に行く人は少ないかなと 笑
NIPPON 笑 JAPANではだめなのかな。。






































目指すお魚ちゃん?モンスターは、石鯛、石垣鯛をメインにご当地モンスター系。

結果だけ先にお伝えすると、
完敗、返り討ちにされて帰って来ました(笑)


せっかくなので時系列で。

【初日 8月3日(金)】
ANA619便
6:40羽田発 〜8:20鹿児島着
鹿児島空港で伊丹から到着の◯山さんと合流。
ここで私の便が到着遅れで予定のリムジンバスに乗れず早くも焦る。

リムジンバス
9:10鹿児島空港発〜10:00鹿児島本港・南埠頭着
一本後のリムジンバスとなった為、
高速船への乗り継ぎに余裕が無くなり、お目当の桜島をほとんど観れず。
写メすら撮れませんでした 泣

高速船トッピー号114便
10:20鹿児島本港・南埠頭発〜11:55西之表港
なんとか搭乗できて一安心。
これに乗れないと午後からの釣りが絶望的でした。
高速船トッピー号




















高速船に初めて乗りました。
高速船は船というより飛行機扱いになるのか「乗船」ではなく「搭乗」というようです。
確かに航行中は海面を浮いている様な走りで、トッピー通過後は波が立ちません。
約80キロのスピードで航行するのでシートベルト着用の上、基本、着席。
思っていたよりぜんぜん揺れなくて驚きでした。

種子島に到着
西之表港 桟橋

























自宅を出発しておおよそ6時間、種子島に到着。

西之表港トッピー乗り場からタクシーで宿へ。

12:30チェックイン
今回、お世話になった民宿『流れ星』さんです。
二階の二部屋をお借りしました

























中はこんな感じの昭和感で癒されました。
宿泊部屋前の廊下

























予定より大分、早いチェックインにも快く歓迎して頂き感謝。
すごく穏やかで親切なご夫婦で、また次に来た時も泊まりたいと思いました。

早速、着替えて釣り支度。
渡船場へ向かう前に、お腹が空いたので腹拵えに出動。

13:00〜14:00昼ごはん
民宿の奥さんが「広島焼き」のお店を営んでいるとのことでランチに行きました。
なぜ種子島で「広島焼き」かと言うと、奥さんが広島出身の方ということでした。
スタンダードにソバ多め+牡蠣のっけ!&ビール!!




















さすが本場の方だけあって、すごく美味しかったです!
具材も全て広島から取り寄せているという拘り。
また行きたいです。

準備万端でいざ釣りへ。
漁港には製氷所があり非常に便利。
5kg/¥200

























氷の大きさも選べる自販機でした。

14:30出船 愛徳丸で渡堤
愛徳丸さんも当然のことながら本業は漁師さんです。
依頼のあった島の釣り人や遠征して来た釣り人を漁の合間に渡してくれています。
コバの赤(ロケット)灯台


























すごく優しくて親切な船長です。
漁師なのに朝が弱いとのことで爆笑です。
渡船料は¥2,000/人で渡してくれました。

堤防には船から右側面ゴムタラップを昇って階段の踊り場に上がります。
(二日目は一日釣りをするので飲み物と氷を満タンに入れたら重くて大変でした)

堤防全景はこんな感じ。
全長は2kmくらいだったような




















外側は一つ50トン級の大きなテトラが入っていました。
コバ周りの海面までの高さは7mくらい(タモは6〜7mモノでOK)
コバからハシゴで下に降りたインコースは川崎新堤の外側と同じくらいでした。
(タモは5〜6mで十分)
思っていたより低くて釣り慣れた高さなのでイイ感じです。

コバから見た海はこんな感じ。
透明度が高く、魚たくさん水族館状態




















水深は18mくらいの様です。
底には敷き詰められた大きなブロック?敷石があり、穴が空いており更に深くなります。
テトラ周りは穴に落とすと中からウツボがニョロニョロ出てきました。

タックル
最初はあえて舐めて挑んでみました 笑
エサは川崎人らしく、タンクカニ(川崎産)から開始。
ビックタンクで大物狙い























ロッド 黒鯛工房 THE HECHI LIMITED ベイ ロクマル285
リール 黒鯛工房 THEヘチ リミテッド88W-TG
ライン 黒鯛工房 THE黒鯛 2.5号
ハリス DAIWA タフロンZアルファ 2.5号
ハリ YAIBA X ヤイバ チヌ ひねり無し 5号


◯山さんは最初から全開!本気モード 笑
各地でモンスターと勝負してことごとくブッチ切られて来た悔しさから最強装備。
この日のために投資したとのこと 笑






















ロッド 黒鯛工房 石鯛師 THE石鯛 落し込み LIMITED 400
リール 黒鯛工房 石鯛師 THE石鯛 LIMITED 96

ラインは確か8号とか言っていたような気がします。
ハリは凄いごっついのついてました 笑


いよいよ釣りスタート!

したのですが…
フェリーを撮影するほど暇




















想像していた様に当たらない。。

エサは持参したツブとカニ類(タンク&ボサ)
エサ取りのセキュリティー魚団も想像していたほどではありません。

◯山さんは30cm前後のブダイやベラをポツポツ。

ワタクシは、タナ二ヒロをひたすら落とし歩き、
飽きが回って来たので、とりあえずなんでも全て合わせて掛けて行こうと…

タナ一ヒロでエサ取りと同じ小さなアタリに合わせました。
乗ってから数秒後、化けました。
一発目の突っ込みでナイロン2.5号の道糸から瞬殺…一応、いました。

しかし、初日のモンスターらしきアタリはこの一回のみ。

ネタ
中盤、ある意味モンスターを釣りました!
本能的に触ってはいけないと感じさせるやつ

























タンクの地底で掛けた魚は30cmくらいのご当地フグ?

東京で釣れるフグも膨らみますが、
こいつは体中から細かいトゲトゲをビッシリ出して、フーフー(激オコ??なのか)
どんどんどんどん膨らんで…
MAXハンドボールからバレーボールくらいの大きさまで膨らみました 怖
破裂するんじゃないかと怖くなるくらい 汗

気持ち悪いのでタモから放ってみるとポヨンポヨンと転がり跳ねてまさにボール。
頭?顔?も埋もれて一体化。
◯山さんと爆笑モンスターでした。


初日の釣果は細かいエサ取りのブダイやベラ、ある意味モンスターのみで終了。

宿に帰ってシャワーを浴びてから、少し街中を歩きました。
この坂が疲れた足腰にきつかった


























離島は昭和感が残されているから好きです。

明日は日の出から渡堤するので物資を買い出し。

20:30〜21:30晩ごはん
夕食に軽く通りに並ぶお店に入りました。
地元料理を求めてノープラン入店




















種子島で有名な水イカ刺(アオリイカ)が美味しかったです!

明日に支障のないよう、ビール二杯でお勘定。

推定22:00頃 他界 部屋に戻ってゴロゴロ始めた瞬間、意識が飛びました。
修学旅行並みの健全さです。
部屋も広く快適でした





















二日目 8月4日(土)】

4:30起床
まず、めちゃくちゃ眠くて嗚咽。
なんとか着替えて、昨晩にほっともっと種子島店で朝食用に買っておいた弁当を食べる。
明日を見据えて気合が入っていたのか、調子に乗って買ったダブルうな重に後悔。
他に食べるものがないので無理やり詰め込んだら胃もたれしてマー寸前。
朝食後、頭がガンガンすることを自覚。
どうやら昨晩、◯山さんがエアコン23度の強設定のまま意識が飛んだ為、風邪に。

こんな罰ゲーム状態で重たい荷物を持って坂道を下り、港へ。

5:30出船 愛徳丸で渡堤
うらやましい〜




















渡堤すると昨日の夕方から入って通しのお二方が釣り上げてました。
ハタと種子島で高級魚のショウブという凄く美味しいらしい魚が釣れていました。

6:00釣り
2018.8.4 日の出






















タックル
ロッド 黒鯛工房 THE ヘチ 硬調 ロクマル335
リール 2016 TOKYO BAY IS ONEの3位の賞品で頂いた木リール
ライン VARIVAS Vermax 磯6
ハリス シーガー グランドマックスFX 6号
ハリ YAIBA X ヤイバ チヌ ひねり無し 6

昨日、瞬殺されたので絶対に仕留めてやるモード。

朝マズメ狙いに気合ビンビンでした。が、、、

これまた想像していた様に当たらないのです 泣

釣れるのは、
熱帯魚系エサ取り君たち




















カラフルなエサ取り君たちばかり。

しかも二日目のこの日は潮が更にクリアで、18mの底まで見える状態。

時間が経過するにつれ、エサ取りまで遠のき…
ある意味、神業




















合わせると逆バンジー状態でこんなのが釣れてきて心が折れました。

◯山さんは、
インコースに見切りをつけて外側のテトラとの穴狙い。
30cmくらいのイシガキダイをゲットしていました。
石鯛竿を引き込むほどのアタリ

























これ以降はアタリが遠のき、遠征にも関わらず昼寝。
しかもこの暑い中、風邪薬を飲んで鼻をかみながら。。

再開後もアタリはなく渋い状況が続く中、
目の前をもの凄いスピードで魚雷の様に突き抜けて行く魚が!?
1mくらいのマグロです。それも単品で。。
群れを外れてソロ活動中でしょうか。
潮がクリアな上に水面直下なので尾っぽのギザギザまで鮮明に見えました。

◯さんと唖然…離島、恐るべし。

その後も地合いとモンスターを期待してひたすら落とし続けました。
この数分後にチャンスが

























そして16時過ぎ、頑張っていれば一度はチャンスをもらえるものですね。
タナ二ヒロで何度もカニを取られ、絶対に掛けてやろうと粘ってタイミングを取ると。

エサ取りが化けました。

そして、
なさけない 泣

























モンスターに変身後の初速とパワーが凄すぎて、やってしまいました。

初日よりはもちましたが。

無論、このトラブルを修復できるはずもなく、次の突っ込みで去って行きました 泣

17:00納竿 貴重なチャンスを未熟が故に逃した二日目も残念無念の撃沈。
18:00〜19:00温泉 赤尾木の湯
二日目の風呂は事前調査で見つけていた温泉へ。
民宿から徒歩5分ほどのところにある温泉




















19:30〜20:30晩ごはん
二日目の晩は通りのスーパーで地場の刺身を買い込んで部屋飲み。
美味しかったです




















しめ鯖、地ダコ、キハダマグロ、水イカ、サザエ



推定21:30頃 他界 ちゃんと意識が飛ぶ前に◯さんとの部屋の襖を閉めました。
風邪薬も飲んで、小学生並みの良い子です。



【最終日 8月5日(日)】

4:30起床
想像以上に風邪薬が効いてちょっと嬉しい。26度設定、襖閉め正解。
最終日はAM10時までしかできないので船長に4時半出船をお願いしたら、
朝弱い漁師(船長)に『殺す気か!』と言われて前日同様5時半出船に…
暫くして◯さん起きて、
『あ、昨日、寝る前にな、船長から電話掛かってきて6時にしてくれって…』
あと30分は寝れたではないか!!!寝る前に教えてよ 泣

前日の教訓を生かして朝ごはんは、ほっともっとの海苔弁。
体調も回復したので部屋の片付けも少々。

6:00出船 愛徳丸で渡堤
愛徳丸のある漁港





















実際には着いたら少し早く出してくれました。
船長ありがとうございます!
2018.8.5 日の出




















朝マズメよりも夕マズメの方が良いのは感じていましたが、雰囲気は良いので…

頑張りましたが、やっぱり当たらない 泣
朝はエサ取りの反応すら少ないのです。
常に貸切状態、雰囲気も良いのですが…























あっという間に時間は過ぎて、エサもボサガニ2匹に。
このまま終わりかと思いながらも落とし続け。
コバ手前まで戻ってきたのでラス2のカニを底まで落とすことに。

9:40終了20分前 
カニ残り2匹
当たらないかなぁと思いながら着底すると、エサ取り同様に小さなアタリ。
なんでも良いので掛かれ!と合わせると、なんと変身しました!! 嬉
やはり諦めずに最後まで頑張るとチャンスをもらえるようです。
この中央付近の底まで落としました





















初日と二日目の経験を生かし、瞬殺&バックラッシュは回避。
しかし止められません。
すごいパワーでラインを出され、コバの角を曲がって巻かれてしまいました。

コバの上に登るには距離もハシゴもあるので身動きが取れず◯さんにSOS悲鳴。

飛んできて上に登った◯さんに竿をパス。
ロクマル335が折れるんじゃないかと思いました




















ダッシュで上に登ると魚が根か障害物に張り付いて踏ん張っている様です。
少し緩めると動くのでまだ可能性はあるかもと思いながらチェンジ、頑張りました。

奮闘しましたが、最後はまたもや切られてしまいました。
親指は火傷



























10:00納竿
モンスター1発/1日*3日間=3発3ブッチ 完敗

10:30〜11:00シャワー、着替え、片付け、荷造り、チェックアウト
11:00〜12:00温泉 赤尾木の湯
12:00〜13:00昼食、荷物発送

高速船トッピー号123便
13:05西之表港発〜14:40鹿児島本港・南埠頭着

リムジンバス
14:50鹿児島本港・南埠頭発〜15:40鹿児島空港着

16:00〜19:00
搭乗手続き、お土産、空港レストランで反省会と次回の候補地会議

搭乗口で解散し、

ANA630便
19:25鹿児島発 〜21:15羽田着

22:00帰宅
またいつか来てリベンジしたいです

























振り返ってみると、
今回、エサは圧倒的にツブよりカニが良かったです。

今回得た教訓は、
次はフルロックでガチ溜めする。
それで切れたり折れるなら、そのタックルでは獲れないモンスターであったということ。

しかし悔しいです。
せめてモンスターの正体、何者なのか顔だけでも見たかった。

次の候補地は『甑島』かな。。。

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